レビュー項目 - Mont Blanc Manie

レビューの方針

Mont Blanc Manieでは、レビュー項目を予め定め、できるだけ各店舗を横並びで客観的に比較しつつ、それぞれのモンブランの良さや美味しさを探ります。

大切なことは、目的です。以下のレビューは批評のためではなく、素晴らしいモンブラン、独創的なモンブラン、感動的なモンブランを作っていただいているパティシエの方々への感謝を込め、なぜ美味しいのか、その理由を探ることが目的です。

レビューで利用する項目を紹介します。

レビューのポイントの付け方

レビューのポイントは以下に紹介する項目に対してそれぞれ１〜５の5段階で評価します。
点数が高いほど、該当項目の要素が強い、評価が高いことを意味します。

※レビューの注意点

注意が必要なのは、レビュー項目に従ってモンブランを評価していきますが、個人の好みはそれぞれだということです。
「レビュー項目の点数が高い」≠「おいしい」です。自分の好みに合ったモンブランを食べてください。

例えば、「甘さ」のポイントが高かったとしても、甘いのが好きな人、甘さ控えめが好きな方もいらっしゃるでしょう。

このサイトはランキングが目的ではなく、あくまでモンブランの特徴を理解することを目指しています。

主なレビュー項目

項目	内容
味	最も重要な指標。モンブランの素材単品の味の良さや、モンブランのパーツを組み合わせて食べた時の総合的な味わいや飲み物との相性等、多角的な視点でモンブランの良さを見つけます。
食感	モンブランを食べた時の感触。柔らかい／硬い、口溶けが良い／口に残る、など食感を見ます。
香り	モンブランから漂う香り、口に含んだ時の栗の風味など、香りに関わる指標。
見た目	見た目のインパクトや美しさを表す指標。美しく飾り付けられたり、今までに見たことの無いようなモンブランを探します。
店の雰囲気	モンブランを楽しく、集中して食べることができる環境であるかどうかを見る指標。リラックスでお店だとモンブランを楽しめますね。
コスト／パフォーマンス	価格に対する品質／量を比較する。野暮な指標ですが、お値打ち感があったほうが良いと考えて、コスパも考えてみます。
パティシエの哲学	モンブランの造り手のこだわりやお店の歴史など、単なる"モノ"以上の価値を積極的に探し出してみようと思います。

レビュー指標の詳細

区分	評価項目	内容
味	甘み	甘さの度合いのこと。点数が高いほど、甘さが強い。誤解なきよう伝えておくと、「甘ければいい」訳ではないです。甘いのが好きな人もいるだろうし、甘さ控えめが好きな人もいると思います。
	栗の味	モンブランにおける栗の量。栗がモンブランの上に２つ乗っかっている、マロンクリームの栗の味が強いなど、ケーキ全体で栗がどれ位利用されているかを測る指標
	味のメリハリ	甘い部分を甘く、スポンジ部分をさっぱりさせるなど、モンブランの構成要素の味のメリハリ度合い。メリハリがあれば、モンブランを上から（外側から）順番に食べた時に、そのメリハリによって食べる側は飽きない。もちろん、単調な味が好きな方もいると思います。
	素材の組み合わせ	モンブランを構成するマロンクリーム、生クリームなどの構成要素を一度に全て食べた時の複合的な味の良さのこと。ケーキによってはわざとクリームの味を強調したりするケースもあるので、味の強さが均等になっていることを意味するわけではないです。
	個別素材の味	栗、クリーム、スポンジなど個別の要素を単独で食べた時の美味しさ。素材や製法など、そのお店のこだわりポイントの一つになるとことだと考えます。
	飲み物との相性	紅茶やコーヒーとの相性のこと。コーヒーや紅茶と一緒に食べたくなるモンブランほど点数が高い。甘さや、食感などが飲み物との相性に影響してきます。
	後味の強さ	モンブランを食べた後の後味がどの程度残り続けるかを表す指標。
食感	口当たり	食べたときのなめらかさを表す指標。
香り	風味	口にモンブランの構成要素を全て含んだ時の鼻に抜ける匂い。栗の匂いやクリームに含まれるラム酒の匂いなど、モンブラン全体の風味の強さ。点数が高ければ高いほど、特定要素の風味が強いことを意味している。
見た目	見た目の印象	見た目のインパクトや美しさを表す指標。美しく飾り付けられたり、今までに見たことの無いようなモンブランを探します。
お店の雰囲気	店舗・従業員雰囲気	従業員の雰囲気やお店の雰囲気は大切ですよね。美味しいモンブランを作っていても、お店毎に対応は異なります。
コスト／パフォーマンス	ボリューム	モンブランの大きさ。
コスト／パフォーマンス	お値打ち感	モンブラン全体の満足感と比較した販売価格に対する評価。気持ちよくお金を払ってモンブランを食べたいので、この項目を残しておきます。
哲学	パティシエの哲学や店のこだわり	作る人、店のこだわりがわかるだけで、食べ物は美味しく感じます。不思議。こだわりを探って美味しいモンブランをさらに美味しく感じられるようにします。